第28回 函館デザイン協議会 会員作品展

第28回 函館デザイン協議会 会員作品展

スクロール

Intoroduction

ごあいさつ

函館デザイン協議会 会長 岡田 暁

やっと板に付いてきた「ZOOM会議」で、ミーティングのメンバー全員が集まるまでの雑談タイムにクライアントや同業者から「最近景気はどう?」と聞かれることが多くなりました。職業柄、地域柄ですが、私たち函館のデザイナーは観光業と飲食業の打撃が、ビシビシと肌に感じる立ち位置にいます。長く地元事業者の皆様と関わっていると、新聞やニュースなどの数字やグラフではなく、感覚的にわかります。だからきっとこの「景気どう?」は私たちデザイナー個人への質問ではなく「函館の」という主語がついての質問なのでしょう。
1年〜数ヶ月前、全く人のいない元町周辺。賑わいを完全に失った本町界隈。自分の目で見ているのに、それはまるで動画では無く「静止画」を見ているかのような錯覚に陥りました。正直恐ろしく思えた瞬間です。でも今、意気消沈して下を向き、立ち止まる日々から、ちょっと前を向き、小さな歩を進める。そんなフェイズに入ってきたと、そう感じています。
だからこそ「私のデザインで地元の経済を回さなきゃ!」とか「僕のデザインでもっと観光客を呼ぶんだ!」とか「ただ集まって馬鹿騒ぎがしたいんじゃ!」などと目論む地元の市民や、地域のデザイナーと共に「まつり」の準備をはじめましょう。もちろん、感染対策はバッチリとね。そしてきっと来年は、本物の「まつり」として、また地域の皆さんとお目にかかることが出来ると信じています。

函館デザイン協議会
 会長 岡田 暁

第28回 会員作品展実行委員長 高田 郁子

この度、第28回の函館デザイン協議会会員作品展の実行委員長を僭越ながら勤めさせていただき、右も左もわからずに前に進んできたように思いますが、委員会の皆様を中心に会員の皆様のご協力のもと無事、会員作品展を開催させていただきました。今回は2回目のWEB開催、慣れない部分も多々ございますが、会員の作品をご紹介しているマイワークスはもちろん、企画展のページもご覧いただければと思います。
沢山の方に楽しんでいただきたいと、今回の作品展の委員の皆様と一緒に時間を費やしたのが企画展です。企画展は「函館の新しい"まつり"を考える」をテーマに函館の誇れる文化、「花電車」で各々の考えるまつりを表現致しました。
また、コロナ禍でもできる事を様々な方向性で考え動いてきた本年度の活動報告ページも、見応えのあるページとなっております。
次年度はコロナも落ち着き、実際に会員の作品を見ていただく環境に戻れるよう祈るばかりですが、本年度はWEB開催の会員作品展をどうぞゆったりとご自宅でご覧ください。

第28回 会員作品展実行委員長
 高田 郁子


第28回函館デザイン協議会会員作品展ポスター

今年のポスターに
ついて

制作 篠原 麻紀
(CORO DESIGNWORKS)

今回ポスターデザインで出されたお題は「函館デザイン協議会会員作品展」。そして自由にデザインOK!ということだったので「生まれる創造力」というコピーを使いポスターをデザインしました。「想像」ではなく「創造」です。モノを作り出す力、生み出す力です。
デザインって簡単にできると思われがち!ですが、そう簡単にできるものではありません。あるモノをデザインするにしてもそのことに対して情報がなく「知らない」からスタートするのですが、「知らない」から「知る」ことによってデザインが作り出されます。「知る」ことは自分の知識にもなるので一石二鳥!(笑)。 「知る」ことによって生まれるデザイン、そのプロセスを自分なりにポスターで表現すると、真っ白な無の状態からどんどん色づいて膨らんでいく、ってとこでしょうか。
この作品展ではそれぞれのデザイナーがどうのようなプロセスでデザインしたのかも楽しみながらご覧ください。