Themed
Exhibition

企画展
「函館の新しい“まつり”を考える」

未だ収束しないコロナ禍...気分も何となく沈んでしまっていますよね。
長く続く禍で疲れている心を癒す、気持ちが元気になるようなお祭りでみんなで盛り上がろう!ということで今回の企画展では、「函館の新しい“まつり”を考える」がテーマになりました。みんなで元気になれる様々なまつりやイベントを函館デザイン協議会の会員たちの自由な発想で発案。そしてその”まつり”の内容をベースに、函館の特徴でもある路面電車を利用した花電車をアウトプットとしてデザイン致しました。
花電車とは、函館の特徴でもある路面電車を、電飾や様々な装飾を施した煌びやかな電車です。函館港まつりの期間のみ運行します。花電車は北海道では函館だけとなっており、花電車の文化は今では珍しく、函館が誇れる文化です。ですので、今回はこの文化を盛り上げる目的もあり、花電車をそれぞれの「まつり」の神輿に見立て、函館らしいイベントの象徴として、みんなで元気に盛り上がる「まつり」を表現致しました。会員が作り出した様々な花電車をゆっくりご覧ください。もしかしたら来年の港まつりで路面を走っているかもしれませんね!

岡田 暁
はこだて妖怪まつり
岡田 暁
ブルーム・エー

あのアマビエが孤軍奮闘する中、いにしえから日本で暗躍する物の怪がついに立ち上がった!
全国に!いや全世界にはびこる目には見えぬ謎多き小さな小さな災いを懲らしめるために普段はそれぞれで活動する妖怪達がドリームチームを設立。ガシャドクロの豪腕、ぬらりひょんの知略、九尾の狐のモフモフビーム、ろくろっくびの首ビターン攻撃。長期にわたる死闘の結果、悪を滅した妖怪達は、また人々をただビックリさせるだけの日常に戻っていった。ありがとう!物の怪達!
その功績を後世に伝えるため、ここ函館では妖怪まつりを開催。当初、花電車ではその勇姿をリアルな3DCGを用いていたが、小さなお子さんが引くほど泣くので、コミカルなイラストに変更されたという。

岡田 暁
はこだて秋の収穫祭
岡田 暁
ブルーム・エー

北の大地の恩恵に最大限の感謝を込めて大収穫祭が開催。
くりりんカボチャや男爵いもをはじめとした地域特産のブランド野菜の数々。花電車に取れたて野菜を満載して、沿道の観客にどんどん配っていくスタイルが人気を博す。企画段階では上棟式で行われる餅まきを模して花電車から生産者が男爵いも投げる。というスペインのトマトまつりも真っ青な案も出たが、さすがに夜中のテンションでのその案は没になり、袋入りの野菜を配るスタイルになったとのこと。

掛端 秀行
函館ビールかけ祭
掛端 秀行
株式会社リアルグロウ

函館の名物であるイカも温暖化のせいか、不漁の声を聞きます。今回の企画展をきっかけに、イカに変わる何か良い函館・道南の名物になるものはないものかと調べたところ、なんと、道南の七飯町はビールの原料であるホップ栽培の発祥地。明治時代初期に西洋から導入したホップを七飯町の試験農場七重官園で試験栽培していたとのこと。(北海道ファンマガジンによる)ビールがイカに変わる一つの名物になるのではないか?ビール好きからすると名物になってほしい。ということで今回の「函館ビールかけ祭」にたどり着きました。以下は希望を含めた祭の物語です。
10年程前からイカが不漁になり函館市はホップ栽培へと乗り出しました。それが今では国内屈指のホップ産地となりました。ホップの収穫を喜び、真夏の1週間に「函館ビールかけ祭」が開催されます。これは世界的にも人気の祭で、世界中からこの祭に参加するために函館を訪れ、水鉄砲、水中メガネ、水着、アロハシャツ、野球のユニフォームなどみんなそれぞれに武装して楽しみます。祭期間中は、ビールを2,000リットル積んだ電車が10数台市内を走り回り、自由に飲んだり、汲んだりできるシステムとなっております。ただし、原則として日が落ちて暗くなったらビールをかけ合うのは一時休戦となるのが暗黙のルールとなっており、夜はレストランなどでゆっくり美味しい食事と美味しいビールを楽しみます。

高田 郁子
函館グリーンデイ
(HAKODATE GREEN DAY)
高田 郁子
株式会社ホーム企画

農林水産省によると全国の農業就業人口は、平成12年から平成31年の20年間でおよそ43%にまで縮小しているとのこと。。。様々な問題はあるかと思いますが、日本の立地による工業化と効率化が難しい問題と高齢化が問題があるといわれています。私たちの住む函館も悲しいかな高齢化が進む一方....。農地も減る一方....。ということは、今まで畑だった、緑だった場所がどんどん形を、色を変えていってしまう。。。どうにか市民で力を合わせ、函館の農業を盛り上げ、町を豊かにしていきたい!ということで「地元農水産業に積極的に携わり、自分たちで消費し、町を豊かに!」相利共生をコンセプトのもと、「函館グリーンデイ」というお祭りを設定しました。市民一人ひとりが積極的に農水産業を盛り上げるために何ができるかを考えるきっかけを作る祭りづくりにしたいと思います。
函館公園と五稜郭公園をメイン会場に地元の野菜やお花、草木を中心に地元産の農水産・畜産物を買って・食べて・飲んで楽しみます。地元のものを買うことで地元を盛り上げ、より深く知るきっかけを作りができる仕掛けのあるお祭りにしたいと思います。公園以外の会場では、農業体験、農業従事者による様々な講演会も行います。各会場の移動はこの「函館グリーンデイ電車」です。花電車の素材は犬と地球で構成。犬は人間と犬の歴史から「共生」をイメージ。寄り添う犬はみんなで力を合わせ地球を守るイメージです。犬はキャラクター化し、グリグリ君と命名。グリグリ君の命名はGREEN GRIN DOGから。緑を見つけるとGRIN=にっこり笑う優しいわんこなのです。

高田 郁子
はこだてわんわんパラダイス
高田 郁子
株式会社ホーム企画

函館でも沢山のわんちゃんが人間と一緒に暮らしています。ですが、函館はわんちゃんのイベントや遊べる場所がほとんどありません。マナーを知らずに過ごすことで、わんちゃんの遊べる場所を少なくしてしまっている現状もあります。ですので、これらの事を解決する一つの手段として、「はこだてワンワンパラダイス」を開催します。
犬好きさんだったら、こんなお祭り絶対うれしい!わんこと飼い主さんたちが楽しむ「わんこの日」みんなで大声出して楽しもう!犬の運動会・わんこブティック&ファッションショー、わんこ連れが楽しめるオープンカフェや雑貨販売の開催など。人と犬が楽しめるお祭りです。もちろん犬を飼っていない方もみんなで楽しみましょう!
ですが...、ワンちゃんとカフェに行くには?、運動会に出るにはどんなことを知っていた方が良い?やお散歩って本当はどんな感じ?など、様々なシチュエーションでのマナーを教えてくれるマナー教室やしつけ教室も開催します。こちらも函館公園と五稜郭公園の2か所で開催。移動はやはりこのワンコの花電車。この日は大型犬も小型犬もみんな電車に乗れるんです。花電車は、わんちゃんたちのイベントですので、ワンちゃんを乗せた花電車です。

高田 郁子
はこだて空想科学フェスティバル
高田 郁子
株式会社ホーム企画

コロナ禍もようやく収まりつつありますが、当初は想像もしなかったコロナウィルスの流行が第5波まで続き、もしかしたら第6波まで迎えるかもしれないとも、、、まだまだ未知の状況が続く現在。海外ではロックダウンが決行され、街から人々が消えてしまう。まるでSF映画さながらの様子。もしかしたらもっとすごい事が待ち受けているかもしれない、、、。今まで見たことも、聞いたこともない時代を生き抜くためには、サバイバル術とSF的(空想科学的) な想像力が求められるかもしれない。。。想像力と創造力を高めるためのイベント、はこだて空想科学フェスティバルです。
このお祭りは、これからの時代を担う子供達のために開催するお祭りです。様々な科学を学ぶ場と想像力を高める場や、サバイバル術を学ぶ場を設け、考える力、想像する力、0から何かを作り出す力を養う仕組みを作りを仕掛けます。子供たちが楽しみ、進んで学ぶ場を作れるといいなーと思っています。巷の噂では、八雲町民の8割がUFOを見た経験があるとの事。こちらも是非検証したいです!花電車は、自分的ステレオタイプ的SFイメージで表現してみました。(自分がやりたいだけです^_^)
※使用している車/GREENLIGHT 1:64SCALE 1/64 THE HOBBY SHOP SERIES 7"1955 CHEVROLET TOW-TEN TOWNSMAN WITH VINTAGE GAS PUMP" ※背景の木/ダイソー

田中 高白
はこだてアウトドアフェス2021
田中 高白
株式会社コジマ店装

道南の自然体験、最新のアウトドアグッズなどを通し多くの方にアウトドアに親しみ楽しんで頂くイベントです。また、道南の食材を使ったアウトドア料理などを提供し、道南の食も広く多くの方に知って頂きたいと思います。(花電車デザイン:岡田 暁)

田中 高白
函館坂道まつり
田中 高白
株式会社コジマ店装

西部地区に19ヵ所ある坂道を全て歩行者天国として、各坂で出店(フード)、イベント(音楽)などを催し、函館の歴史とロマンが詰まった、異国情緒漂う街並みを体験しながらめぐって頂くイベントです。(花電車デザイン:岡田 暁)

玉山 知子
函館クジラ祭り
玉山 知子
yoomoo felt works tama

函館山の麓、東本願寺函館別院へ続く千歳坂の途中、絶滅危惧種であるセミクジラの模型が据えられた供養塔がひっそりと姿を現す。かつて捕鯨船船長兼砲手であった天野太輔が殺生の罪深さを痛感し1957年に建てたもの。供養祭は年に一度初夏に行われているが思いの外多くの市民に知られていないのが現状のようだ。
天野氏が晩年抱いた乱獲への反省や鯨への思いを若い世代へ繋ぐ新しい鯨族供養祭を考えたい。祭りでは廃材で作る鯨のモニュメントを子供達と制作するプロジェクトや、旧市街地の一部路線にセミクジラの花電車を走らせる。花電車が通過する付近の倉庫群を利用してクジラグッズやクジラをテーマにしたフードの販売、クジラの映像やクジラ研究の専門家と映像を繋いで学べるミニシアターをつくる。クジラのモニュメントの展示会場では函館の若手カメラマンが集う撮影会を。クジラの写真展や造形物及びグラフィックアート等地元のアーティストを紹介する場も設けたい。周辺の飲食店を巡るパスートを配布(昨今活気づいている大町エリアに注目)

玉山 知子
函館ヒツジ祭り
玉山 知子
yoomoo felt works tama

函館には北海道で初めて電車を走らせた偉人がいます。その人の名は園田実徳(そのださねのり 1848年~1917年)。その当時大変な実業家であった園田氏の偉業はそれだけではない。数々の功績の中でも今改めて注目したいのは「牧羊場の経営」である。
函館は北海道の中でも最初に牧羊が(試験的に)始まった地。かつて存在していた函館のヒツジを祭りのシンボルに、園田氏が尽力してきた電車と合体させた花電車を走らせる試み。
まつりでは北海道各地の羊肉を楽しめる食のイベント、羊毛の活用を紹介・体験できる会場を作り次の世代へ手仕事の喜びも伝えたい。イベントグッズやフードのテーマは「もふもふ」。大門のグリーンベルトにジンギスカン広場を作る食のイベントも開催する。

藤島 浩一
はこだて大漁まつり
藤島 浩一
建築環境設計ゾーンプロジェクト

地球温暖化の影響なのか、函館ではイカの不良が続き反対にブリが豊漁との事。松前、戸井のマグロも大間に比べてイマイチの知名度と漁獲高。本来の生態系を取り戻し函館を漁業と、その水産資源を最大限に活かした観光の街としての不動の地位を維持し、未来の後継者を育むためには、大漁である事が望まれます。豊漁祈願と活気を取り戻すための祭りとして「はこだて大漁まつり」を提案しました。
函館山大漁焼き(ライトアップによる演出)、花火、大松明、フォトコンテスト、花電車、イカ踊り、イカ歩き、イカ釣り漁船による漁火海上パレード、名産品による食の祭典(グルメサーカス・夜市・アトラクション)など。